日焼け止めの効果が半減!NG行動
昨年の使い残しを使用するのはNG
紫外線は年中降り注いでいるため、基本的には一年をとおして使い続けるのがおすすめです。しかし、日差しが強くなる夏だけ使用している人も少なくないでしょう。ただし、昨年の使い残した日焼け止めの使用はNGです。化粧品の消費期限は正しく保存されていれば、未開封で3年、開封済みで1年ほどが目安となっています。しかし開封後は、中身が酸化し劣化するため、できるだけ3ヶ月以内には使い切るようにしましょう。
少量を伸ばして塗るのはNG
毎日のように使用する日焼け止めなので、節約のために一度に少量しか出さない人もいるでしょう。ほとんどの方は推奨されている量の半分程度しかつけていません。日焼け止めに表記された紫外線防御効果を得るためには、皮膚1㎠あたり2mgが必要とされています。これは顔全体に塗るとすると、500円玉くらいの量です。少量を伸ばして使用すると日焼け止めの効果が半減するため、「塗り過ぎかな?」と思うくらいの量を意識してください。
外出前に一度塗ったきりにするのはNG
日焼け止めは2~3時間おきに塗り直すことをおすすめします。「SPFの効果が高いから」「ウォータープルーフだから」という理由に関係なく、塗り直しはマストです。特に、日差しの強い夏場は汗をかいて日焼け止めが落ちてしまう可能性が高まります。また、日焼け止めに含まれる紫外線吸収剤は、一定量の紫外線を吸収すると効果が弱まるものもあります。外出前だけでなく、定期的に日焼け止めを塗り直して、正しい紫外線対策をおこないましょう。