紫外線対策で押さえておきたい栄養素&食材

ビタミンA・C・E

まずビタミンAは、皮膚の粘膜を保護し、肌のうるおいやハリを保つ効果が期待できます。ビタミンAが含まれる食材として、ブロッコリーやトマトなどがあります。次にビタミンCは、メラニン色素の生成を抑え、シミ※1やそばかすを防ぐだけでなく、コラーゲンの生成を助け、肌の弾力を保ちます。ビタミンCが含まれる食材として、レモンやアセロラなどが挙げられます。ナッツ類などに含まれるビタミンEは、血行を良くし、活性酸素の発生を防ぎます。

リコピン

リコピンは優れた抗酸化作用があり、シミ※1やくすみ※4、ごわつきなど、あらゆる紫外線ダメージを防ぐ効果が期待できます。またリコピンは熱に強いという性質を持ち、油に溶けやすいため、油と一緒に加熱調理するのがおすすめです。さらに、リコピンは朝摂取することで吸収率が高まることもわかっています。リコピンが含まれる食材として代表的なのがトマトですが、スイカにはトマトの1.5倍ものリコピンが含まれています。

カテキン

カテキンは、紫外線を浴びることで発生する活性酸素のはたらきを抑制し、シミ※1・シワ※2などといった肌の老化を防ぐ効果が期待できます。また、脂肪燃焼作用やコレステロール吸収抑制作用などのダイエット効果、さらには、抗ウイルス作用による風邪予防としてもおすすめの栄養素です。カテキンはリンゴやぶどう、チョコレートなど食材から摂取することもできますが、含有量を考えると緑茶からの摂取が良いでしょう。

1 メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ(医薬部外品)

2 乾燥による小ジワを目立たなくする(効能評価試験済)

3 メラニンの生成を抑え、しみ・そばかすを防ぐ

4 汚れによるもの

5 角質層まで

6 乾燥による小じわを目立たなくする