前頭筋や頭皮をほぐすマッサージ

頭皮が凝り固まると重力で皮膚が垂れ下がり、前頭筋や側頭筋も下がるため、顔にシワ※2やたるみができやすくなります。頭皮は常に柔軟な状態に保つことで、おでこだけでなく、顔回りのリフトアップが期待できるでしょう。まずは、おでこ付近の髪の生え際を、指の腹で縦・横にマッサージします。次に、頭頂部と後頭部も同じように、縦・横にマッサージしてください。最後におでこに親指以外の4本指を当てて、おでこを揺らすように動かしましょう。

眼精疲労を解消するアイケア

目の疲れやストレスが影響でおでこに無駄な力が入り、シワ※2が深く刻まれてしまうことがあります。眼精疲労が続くと、まぶたを開ける筋肉が硬くなり、まぶたが上げにくくなります。眼精疲労の解消には、おでこと目の疲れを癒す効果があると言われる「陽白」と呼ばれるツボの指圧がおすすめ。眉間の中央から2cmほど上の、少しくぼんでいる部分にあります。この部分を中指の腹を使い、気持ちいいと感じる程度の強さで長押しして、パッと離す動作を繰り返してください。

シワ※2対策用のクリームや美容液でケア

おでこのシワ※2につながるハリの低下は、表皮の内側にあるコラーゲンやエラスチンなどの弾力を支える組織にも深く関係しています。シワ※2対策用のクリームや美容液として、ビタミンAの一種であるレチノール、ビタミンB群のナイアシンアミド、ビタミンC誘導体、ペプチドなどが配合されているものがおすすめです。シワ※2に効果的な化粧品には、「シワ※2を改善する（医薬部外品）」「乾燥によるシワ※2を目立たなくする」などの表記があります。